思わず目を奪われる、魔法のように色が変わる魅惑のお茶『バタフライピー』に注目
2019.05.09ハーブの基礎知識 , 美容 , 悩み , ハーブの楽しみ方ここ最近、SNSでも話題になっている『バタフライピー(butterfly pea)』というハーブティーをご存知でしょうか?
マメ科の植物で、鮮やかな紫の花が特徴的です。
タイでは主流のハーブティーで、美容、健康ともにとても効果のあるお茶なのですが、
特に注目されているのが、この色!
お湯を注ぐと綺麗なブルーに。
ですが、お楽しみはこれから。バタフライピーはクエン酸に反応するため、試しにレモンを加えてみると‥‥
今度は美しい紫色に変化!
この色の変化があまりにも綺麗だと話題になり、最近ではジュースやカクテルにもよく使われています。
ですがバタフライピーは、色の変化を楽しませてくれるだけなく、美容や健康にもとっても効果のあるハーブティー。
今回は、見た目に負けないバタフライピーの効果や、オススメのアレンジメニューまで、たっぷりとご紹介しちゃいます♪
バタフライピーの主成分に注目
特徴的な青い花の主成分は、抗酸化物質ポリフェノールの一種「アントシアニン」。ブルーベリーでよく耳にする目に良いと言われる成分ですが、なんとバタフライピーに含まれるアントシアニンは、ブルーベリーの約4倍と言われています。
そのことから特に注目されている効果をご紹介。
バタフライピーの効果・効能
【1】アンチエイジング効果
強い「抗酸化作用」で老化を防ぎ、老化の原因ともなっている活性化酸素の「ヒドロキシルラジカル」を取り除くことで、気になる「シワ・ほうれい線」などに有効と言われています。
【2】髪の毛や肌にツヤ・ハリを
頭皮の血行促進効果が期待できるため、白髪や薄毛の予防になるとも言われています。
また、洗顔やお風呂に使うことで肌トラブルやシワなどを予防し、肌の弾力を保つことも。更にメラニンの沈着抑制にも期待できるため、これからの季節は美白効果も兼ねて使うのも◎
【3】目の疲れ・視力低下に
スマホやパソコンの見過ぎ、デスクワークなどで生じる疲れ目や視力低下を予防し、紫外線による酸化から目の水晶体を守り、白内障予防も期待できます。
デスクワークの方は会社に常備しておくのもオススメです。
【4】生活習慣病改善や肥満予防
血液をサラサラにしてくれる効果があるので、血圧上昇の予防や動脈硬化の予防、また、痛風などにも効果が期待できると言われています。
内臓脂肪の蓄積を防ぐ効果もあるので、ダイエットと併用してみるのも良いですね。 他にも、 抗炎症作用/抗菌作用/鎮痛作用/解熱作用/利尿作用 も期待できるとされています。
生理中や妊娠中には注意が必要
ノンカフェインだから大丈夫なのでは?と思ってしまいますが、バタフライピーには
・子宮収縮作用
・血小板機能を抑制する作用
があるため、飲み過ぎには注意が必要です。
バタフライピーの飲み方
お好みのドリンクと
タイではハチミツやレモンを加えて飲むのが主流ですが、
バタフライピーはほとんど味がないため、シロップやジュース、炭酸やお酒など、好きな飲み物と割って飲むことができます。
上記でご説明した通り、クエン酸に反応するので、柑橘系飲料やフルーツを加えると色の変化も楽しめます。
ゼリーにアレンジ
夏にぴったりの涼しげなブルーのゼリーにアレンジ。味はお好みのシロップやジュースで楽しんで。
キャラ弁活用にも
最近は、バタフライピーティーでご飯を炊き、キャラ弁に活用される方も多いようです。
味がしないバタフライピーだからできるアレンジメニューですね。
ブルーライスでお子さまをビックリさせてみてはいかがでしょうか♪
まとめ
バタフライピーは、見た目だけでなく美容や健康にも高い効果があることがわかりました。
ぜひ、色の変化を楽しみながら、自分だけのオリジナルメニューを作ってみては?