ノンカフェインでも妊娠中はNG?気になるカモミールティーの効果と副作用とは

2018.11.09カモミール , 妊娠

健康や美容に効果が期待できるハーブティーにはノンカフェインのものが多く、妊娠中の方にも人気です。ただし、ハーブティーによってはカフェインが含まれているものもあったり、妊娠中の体に影響があったりすることもあります。

今回は、ハーブティーの代表ともいえるカモミールの効果5つと注意点について紹介します。

 

カモミールとは

カモミールはヨーロッパ原産のキク科の植物で、安眠効果の高いハーブとして知られています。カモミールにはいくつかの種類がありますが、薬用として使用されているのは以下の2種類です。

ジャーマンカモミール:リンゴのような甘い風味で、主にハーブティーに使用されます。

ローマンカモミール:味にやや苦味があるため、主にアロマテラピー用として使われる。

カモミールティーは効き目が穏やかで、体の小さいこどもにも安心して飲ませることができます。もともと優しい口当たりですが、ハチミツや砂糖を加えることで更に飲みやすいハーブティーになるでしょう。

 

カモミールティーに期待できる6つの効果

【1】 免疫力アップ

腸内環境を改善することで、皮膚や内臓、粘膜の免疫力をアップします。また、発汗作用、代謝促進などにより、風邪のひき始めにも効果が期待できます。

【2】リラックス効果

神経興奮物質ドーパミンの貯蔵を行うタンパク質を活性化させ、心身をリラックスさせます。不安やストレスによる緊張を和らげる作用があるため、眠る前に飲むと不眠解消・安眠が期待できます。

【3】アレルギーの軽減

カモミールには、体内の痒み物質「ヒスタミン」の放出を抑える働きがあります。皮膚の炎症を抑える作用もあるため、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患にも効果が期待できます。

【4】胃腸の調子を整える

胃腸の炎症を抑え、胃粘膜の修復を活性化させる働きがあります。そのため、胃潰瘍や過敏性腸症候群などによる慢性的な下痢や腹痛に効果が期待できます。

【5】貧血などの体質改善

全身の血行をよくすることで、貧血や冷え性などの体質改善に役立ちます。生理が来るたびに貧血を起こす、夏でも手足が冷たいなどの症状に悩む方におすすめです。

【6】アンチエイジング効果

抗酸化物質「ケルセチンとクマリン」によって体内の活性酸素を除去し、いつまでも若々しい肌を保ちます。また、動脈硬化やガンなど活性酸素が増加することにより発症する生活習慣病の予防にもつながります。

 

カモミールティーの注意点

カモミールティーは、ハーブティーのなかでも安全性の高い種類です。作用がとても穏やかなため、副作用や薬の飲み合わせによる体調不良が起こる可能性も少ないでしょう。

ただし、以下のように体質や状況によっては飲むのを避けたほうがよい場合もあります。

妊娠中の方

カモミールには子宮を収縮させる働きがあることから、妊娠中は摂取しないほうがよいといわれています。特に安定期に入る前の妊娠初期は胎児に影響が出る可能性もあるため、万が一を考えて控えたほうがよいでしょう。

手術を控えている方

カモミールには血が固まるのを防ぐ「抗凝固作用」があるため、手術前は摂取しないようにしましょう。場合によっては、術前2週間前から摂取を中止するよう医師から指示が出ることもあります。

キク科アレルギーの方

カモミールはキク科の植物のため、キク科アレルギーの方が摂取するとアレルギー症状を起こすことがあります。夏から秋にかけて花粉が飛散するヨモギやブタクサなどにアレルギーがある方は、カモミールティーを飲んではいけません。

 

まとめ

今回は、カモミールティーの効果と注意点について紹介しました。ハーブティーの効果や副作用には個人差があるため、体に合わない時はすぐに飲むのを中止しましょう。せっかく体に良いからと思って飲んだとしても、体調が悪くなってしまったら元も子もありません。ハーブティーを飲む際は、効能についてしっかりと理解してから楽しむようにしてくださいね。